マインドスター・ライジング (上)(下)
2004年4月4日 読書
ISBN:4488719015 文庫 ピーター・F・ハミルトン 訳・竹川 典子 東京創元社 2004/02 ¥819
舞台は近未来のイギリス。
世界は地球温暖化や戦争により、メタメタ。
そんな中、元特殊部隊で、人の感情を克明に読める能力を持っているグレッグが、闇企業から英国や世界を代表するような企業にのしあがったイヴェント・ホライズン社のある依頼を受ける。
イヴェント・ホライズンには、会長の孫娘であり、スーパーコンピューターが頭に入っているような少女・ジュリアがいた。
この二人を中心に、人工的・非人工的な特殊能力者達が才能を駆使して、ある陰謀を打ち砕いていきます。
印象的だったのは、特種能力を持ちながら、かなりのコンプレックスを持った人物が多かったこと。
ジュリアなんか、ほんとはとてもカワイイのに、近くにフェロモン女がいたために、自分は人工的に与えられた頭脳しかいいところがないって思っているの。
小学生のころなんか、自分に超能力があったら、どんなに人生ばら色だろう・・・と思ってたけど、やっぱり人間は人間なのね〜。
ズタズタな世界でも、そんな人間っぽい生々しさがあったり、やっぱり何にもゆるがない友情や信頼があったりで、そんなところが快い小説でした。
んで、この本は3部作の1作目らしいです。またまた期待な感じ!
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★☆
舞台は近未来のイギリス。
世界は地球温暖化や戦争により、メタメタ。
そんな中、元特殊部隊で、人の感情を克明に読める能力を持っているグレッグが、闇企業から英国や世界を代表するような企業にのしあがったイヴェント・ホライズン社のある依頼を受ける。
イヴェント・ホライズンには、会長の孫娘であり、スーパーコンピューターが頭に入っているような少女・ジュリアがいた。
この二人を中心に、人工的・非人工的な特殊能力者達が才能を駆使して、ある陰謀を打ち砕いていきます。
印象的だったのは、特種能力を持ちながら、かなりのコンプレックスを持った人物が多かったこと。
ジュリアなんか、ほんとはとてもカワイイのに、近くにフェロモン女がいたために、自分は人工的に与えられた頭脳しかいいところがないって思っているの。
小学生のころなんか、自分に超能力があったら、どんなに人生ばら色だろう・・・と思ってたけど、やっぱり人間は人間なのね〜。
ズタズタな世界でも、そんな人間っぽい生々しさがあったり、やっぱり何にもゆるがない友情や信頼があったりで、そんなところが快い小説でした。
んで、この本は3部作の1作目らしいです。またまた期待な感じ!
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★☆
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