ISBN:4167174081 文庫 石田 衣良 文藝春秋 2004/09/03 ¥570

題名の通り、池袋ウェストゲートパークの3冊目。

ちょっぴり大人になったようなならないようなマコトが、またまた池袋で活躍します。

一話目は、表題と同じ「骨音」。コツオンと読むのかしら?ホネオトって読むのかしら?コツオンだと思うんだけど、どちらもシックリこない感じ。でも内容はシックリきます。
池袋でホームレスの骨が折られる事件がぼっ発し、マコトが捜査(?)に乗り出すことに。

二話目は、「西一番街テイクアウト」。サンシャインのアルパで知り合った小学生の女の子とそのお母さんを助けるために、マコト&マコトのお母さんが一役かう物語。

三話目は、「キミドリの天使」。池袋に新しい通貨をできたが、その通貨のニセ札事件がぼっ発!?

四話目は、「西口ミッドサマー狂乱」。マコトがなんと池袋を出て、千葉くんだりまで出張???そして恋!?だけどやっぱりケリは池袋でツケるのね・・・。
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実は、かなり前に読んだはいいけど、10月以降、F1見に鈴鹿に行ったり、仕事が忙しくて、ここに訪れていなかったので、ちょっと内容忘れちゃったです^^;
今、ぱらぱら本をめくってみたら、だんだん思い出してきたけど。

この一冊は、まさに池袋っぽいクールな一面もあるけれど、私がほほえましかったのは、マコトが小学生の女の子やホームレスとすぐに仲良くなってしまうところ。
そんな人をひきつける人間性みたいなのがニジミでているところが、物語をすごく彩っている感じがしました。
しかも、小学生の事件では、とくにキングのタカシまですっかり人情派になっているところが妙味。いや、元々タカシは男気のあるヤツではあるんだけど、あそこまでダイレクトなことはあまりなかった気がする。

くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★★

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