〈新宇宙大作戦〉 栄光のカーク船長 (上)(下)
2004年2月22日 読書
ISBN:4150114692 文庫 ウィリアム・シャトナー 訳:斉藤 伯好 早川書房 ¥700
新・スタートレックの小説版!
しかも、カーク艦長を演じているウィリアム・シャトナーさん作の、カーク復活シリーズ5部作の完結編です。
今回、ちょっと悲しいこともあるけど、やっぱりカーク艦長は、健在!!って場面大アリで、キモチイ〜!
スタートレックで、カー・スポ・コイトリオ(カーク・スポック・マッコイのトリオね)が、危険にむかって、ヘーキで飛び込んじゃっていくときに、頭の中でファンファーレが鳴る感じは、まさに健在でした。
カークは引退して静かにしようと思っていたのに、大事件発生で、カークがその気になっちゃって、マッコイが、「カーク艦長に追われるはめになるなんて、<保存者>(敵ね!)も気の毒だ・・・」ってボソっていうあたり、たまらな〜い!
さらに、ピカードもライカーも謎の失踪をとげたって報告を聞いたところ、カークは不安げにもならず、怒りもせず、うれしそうな笑みをうかべて、「敵が先に行動を起こした、今度はこっちの番だ!」っていうあたりも、たまらな〜〜〜い!
新スタートレックも面白いけど、やっぱカーク艦長よ、永遠なれ!と思った作品ですね〜。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★★
新・スタートレックの小説版!
しかも、カーク艦長を演じているウィリアム・シャトナーさん作の、カーク復活シリーズ5部作の完結編です。
今回、ちょっと悲しいこともあるけど、やっぱりカーク艦長は、健在!!って場面大アリで、キモチイ〜!
スタートレックで、カー・スポ・コイトリオ(カーク・スポック・マッコイのトリオね)が、危険にむかって、ヘーキで飛び込んじゃっていくときに、頭の中でファンファーレが鳴る感じは、まさに健在でした。
カークは引退して静かにしようと思っていたのに、大事件発生で、カークがその気になっちゃって、マッコイが、「カーク艦長に追われるはめになるなんて、<保存者>(敵ね!)も気の毒だ・・・」ってボソっていうあたり、たまらな〜い!
さらに、ピカードもライカーも謎の失踪をとげたって報告を聞いたところ、カークは不安げにもならず、怒りもせず、うれしそうな笑みをうかべて、「敵が先に行動を起こした、今度はこっちの番だ!」っていうあたりも、たまらな〜〜〜い!
新スタートレックも面白いけど、やっぱカーク艦長よ、永遠なれ!と思った作品ですね〜。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★★
心では重すぎる (上)(下)文春文庫
2004年2月15日 読書
ISBN:416767601X 文庫 大沢 在昌 文藝春秋 ¥629
探偵・佐久間公シリーズの長編第4作。
今回は、公が、かつて一世風靡して失踪した漫画家の捜索と、渋谷の若者とドラッグがらみの事件を捜査し、このふたつがみょ〜にからまっていくといった感じ。
久々の在昌ワールドをそれなりに堪能。
そして、公はクールさとクレバーさは保っていたものの、オヤジになったな〜っていう印象。
まず、マンガ界の裏&SMに関するウンチクや説明が、長すぎる!説明は、京極夏彦の専売特許かと思ってたけど(;^_^Aこれは別に公のせいじゃないけど、公のオヤジ具合とオヤジのウンチク具合がみょ〜にリンク。
こんなに説明が長いくせに、マンガ家と渋谷が交差した原因が、イマイチわからないんだよね〜?
具体的にいうと、最初に渋谷サイドの小倉がマンガの件で上京した公を新幹線のホームで待っていたのは、どういういきさつ?(雅宗が錦織に電話したってことか?)読み飛ばしていたかしら?
しかし、マンガと渋谷がこうも偶然に交差するなんて、デスデニーかもしれないけど、できすぎな感じも。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★
探偵・佐久間公シリーズの長編第4作。
今回は、公が、かつて一世風靡して失踪した漫画家の捜索と、渋谷の若者とドラッグがらみの事件を捜査し、このふたつがみょ〜にからまっていくといった感じ。
久々の在昌ワールドをそれなりに堪能。
そして、公はクールさとクレバーさは保っていたものの、オヤジになったな〜っていう印象。
まず、マンガ界の裏&SMに関するウンチクや説明が、長すぎる!説明は、京極夏彦の専売特許かと思ってたけど(;^_^Aこれは別に公のせいじゃないけど、公のオヤジ具合とオヤジのウンチク具合がみょ〜にリンク。
こんなに説明が長いくせに、マンガ家と渋谷が交差した原因が、イマイチわからないんだよね〜?
具体的にいうと、最初に渋谷サイドの小倉がマンガの件で上京した公を新幹線のホームで待っていたのは、どういういきさつ?(雅宗が錦織に電話したってことか?)読み飛ばしていたかしら?
しかし、マンガと渋谷がこうも偶然に交差するなんて、デスデニーかもしれないけど、できすぎな感じも。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★
タイムライン〈上〉(下)
2004年2月14日 読書
ISBN:4150410542 文庫 マイクル・クライトン 訳・酒井 昭伸 早川書房 ¥840
ある企業が、タイムマシンのようなものを開発。
フランスで、発掘作業&研究をしていた、その道のスペシャリスト達が、そのタイムマシンに乗って、戦乱の14世紀のフランスに行くハメになる冒険小説。
タイムマシン、中世といったテーマは、もちろんドキドキものです。
ただし、さすがはクライトンだけあって、ただのドタバタ冒険小説ってだけでなく、現代の歴史のスペシャリスト達が、その技能や頭脳を駆使し、トラブルを切り抜けていく姿、その過程で、自分の欠点を乗り越え、成長していく姿など、人間性の描写も、かなり引き込まれていくものがありました。
たしか、映画化されたよね。いつか映画も見たいです。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★★☆
ある企業が、タイムマシンのようなものを開発。
フランスで、発掘作業&研究をしていた、その道のスペシャリスト達が、そのタイムマシンに乗って、戦乱の14世紀のフランスに行くハメになる冒険小説。
タイムマシン、中世といったテーマは、もちろんドキドキものです。
ただし、さすがはクライトンだけあって、ただのドタバタ冒険小説ってだけでなく、現代の歴史のスペシャリスト達が、その技能や頭脳を駆使し、トラブルを切り抜けていく姿、その過程で、自分の欠点を乗り越え、成長していく姿など、人間性の描写も、かなり引き込まれていくものがありました。
たしか、映画化されたよね。いつか映画も見たいです。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★★☆
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(上)ISBN:4062739070 文庫 パトリシア・コーンウェル (訳)相原 真理子 講談社 ¥695
検屍官ケイ・スカーペッタのシリーズの最新作。
とくにすご〜〜い好きってわけじゃないんだけど、続きが知りたくて、読んじゃう1冊。
このシリーズに出てくるレギュラー陣は、まずいろいろウジウジ考え悩む人間が多い!まー数奇な人生を歩んでいるから仕方ないかもしれないいんだけど。
ただし、みんなに共通していることは、あんなにウジウジしてたのに、いざ仕事となると、目を見張るようなスゴさを見せる。小説だから当たり前なんだけどさー。レギュラー陣全部集まれば、恐いもんなしっていう、ヘンな安心感を感じるよ。
とくにスカーペッタの姪のルーシーは、ものすごいね。
あんなにものすごい人間が、私生活ではけっこう不幸だなんて。わかんないもんだよ。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★
検屍官ケイ・スカーペッタのシリーズの最新作。
とくにすご〜〜い好きってわけじゃないんだけど、続きが知りたくて、読んじゃう1冊。
このシリーズに出てくるレギュラー陣は、まずいろいろウジウジ考え悩む人間が多い!まー数奇な人生を歩んでいるから仕方ないかもしれないいんだけど。
ただし、みんなに共通していることは、あんなにウジウジしてたのに、いざ仕事となると、目を見張るようなスゴさを見せる。小説だから当たり前なんだけどさー。レギュラー陣全部集まれば、恐いもんなしっていう、ヘンな安心感を感じるよ。
とくにスカーペッタの姪のルーシーは、ものすごいね。
あんなにものすごい人間が、私生活ではけっこう不幸だなんて。わかんないもんだよ。
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★
南極大陸〈上〉(下)
2004年2月7日 読書
(上)ISBN:4062739194 文庫 キム・スタンリー・リビンソン (訳)赤尾 秀子 講談社 ¥800
南極での近未来冒険記。
南極なだけに、読んでいるだけで寒くなってくるんだけど、あまりにも想像を絶する気温や距離が書いてあるんで、だんだん麻痺してくる。徒歩で70kmを近いと表現するっていったい…。当たり前だが、何もかもが南極サイズな物語だ。
南極でのいろいろな立場の人間が、悩み、苦労し、それでも南極を愛してやまない人間がいて、大困難に立ち向かう。
まー、いろいろあるけど、大困難を乗り越えたプロフェッショナルな人たちの友情が、心地よかったかも。
んで、このメンバーで次の冒険に行かないかな〜?って思ってたら、解説に続編があるようなことが書いてあった。
ちょっと期待かな〜?
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★
南極での近未来冒険記。
南極なだけに、読んでいるだけで寒くなってくるんだけど、あまりにも想像を絶する気温や距離が書いてあるんで、だんだん麻痺してくる。徒歩で70kmを近いと表現するっていったい…。当たり前だが、何もかもが南極サイズな物語だ。
南極でのいろいろな立場の人間が、悩み、苦労し、それでも南極を愛してやまない人間がいて、大困難に立ち向かう。
まー、いろいろあるけど、大困難を乗り越えたプロフェッショナルな人たちの友情が、心地よかったかも。
んで、このメンバーで次の冒険に行かないかな〜?って思ってたら、解説に続編があるようなことが書いてあった。
ちょっと期待かな〜?
くろちゃんの満足度(満点は★5つ):★★